- はじめに:「複勝」とはどんな馬券?
- 複勝の基本ルール
- 複勝オッズの注意点:「1.0倍」のリスク
- 複勝のメリット・デメリットまとめ
- 具体的な複勝の買い方例
- 複勝+ワイド戦術でリターンアップを狙う
- 次回予告:組み合わせ馬券の世界へ
<h2 id="hajimeni">はじめに:「複勝」とはどんな馬券?</h2>
競馬にはさまざまな馬券があります。前回の記事((こちら))では「単勝」について説明しましたが、今回は「複勝」という馬券の説明と、その実践例を紹介していきます。「複勝」は当たりやすさ重視で人気の買い方です。本記事を読んで、ぜひ試してみてください。
<h2 id="kiso">複勝の基本ルール</h2>
https://www.jra.go.jp/kouza/beginner/baken(JRA日本中央競馬会)
JRAのサイトを参考にわかりやすく説明すると、複勝とは、選んだ1頭の馬が1着・2着・3着のいずれかに入れば的中となる馬券です。1着でなくても的中の可能性があるので、競馬を始めたばかりの人でも楽しみやすいのが特徴です。
過去のブログ(こちら)でも、オッズについて初心者向けに丁寧に解説されており、複勝を理解する上でも役立つ情報が紹介されています。
<h2 id="odds">複勝オッズの注意点:「1.0倍」という極端なケースも!</h2>
複勝は「当たりやすい」反面、リターンが非常に小さい場合もあります。
例えば、絶大な人気を集めた馬の場合、複勝オッズが1.0倍というケースも存在します。
1.0倍というのは、100円で的中した際に、100円が返ってくるということです。お金を賭けても実質増えない(場合によっては手数料などでマイナス)ことを意味します。
このように、確実性を取る代わりにリターンがほぼゼロ、ということもあるため、「賭ける意味があるか」をよく考える必要があります。
<h2 id="merit">複勝のメリット・デメリットまとめ</h2>
【メリット】
・初心者でも的中しやすい
・少額でコツコツ遊べる
・着順の幅が広いためストレスが少ない
【デメリット】
・人気馬に賭けた場合、リターンが非常に低い
・複勝だけでは大きく資金を増やしにくい
競馬に慣れるまでは複勝中心でも問題ありませんが、ある程度慣れてきたら馬連・ワイドなども組み合わせると、より楽しみが広がります。
この記事では、複勝馬券での楽しみ方を広げるために、オッズに着目して馬券を購入する考え方を紹介します。
<h2 id="example">具体的な複勝の買い方例</h2>
例えば、以下のような状況を想定してみましょう。
- 10頭立てのレース
- 1番人気の馬が圧倒的な支持(複勝オッズ1.1倍〜1.2倍)
- 5番人気の馬も調子が良さそう(複勝オッズ2.5倍)
この場合、「堅実に当てたいなら1番人気」、「少しリターンを狙いたいなら5番人気」といった買い分けが考えられます。ただ、1番人気の馬を選んだとしても、その馬が4〜10着になってしまったらハズレになりますし、しっかりと当てたとしても10%ほどしか追加で返ってきません。反対に、オッズのみに注目して複勝オッズの高い馬を選択したとしても3着以内に入っていなければハズレとなってしまうため、勝ちにいくとしたら実力のある馬を見分ける力が必要になってきます。
どちらにもそれぞれ少額ずつ賭けるリスク分散も有効ですので、練習を通してさまざまな買い方を試してみてくださいね。
<h2 id="wide">複勝+ワイド戦術でリターンアップを狙う</h2>
複勝は当たりやすいもののリターンが小さいため、競馬をしている人は複勝以外の馬券も購入してリスク分散を図っています。特に、ワイド(選んだ2頭が両方3着以内に入ると的中)という馬券と組み合わせることで、的中率を意識しつつも配当を増やそうとする戦術としてあります。
例えば…
- 本命馬を「複勝」で買い、安全策を取りつつ
- 本命馬と穴馬の「ワイド」も少額で押さえる
こうすることで、もし本命馬が期待どおり上位に入り、かつ穴馬も絡めば、複勝+ワイドのダブル的中となり、一気にリターンを伸ばすことが可能です。
前回のブログでも紹介されていたように、オッズをしっかり見極めることが重要になります(参考記事)。
<h2 id="next">次回予告:組み合わせ馬券の世界へ</h2>
次回以降のブログでは、2頭や3頭の組み合わせで購入する馬券について紹介していきます。ぜひご覧ください!
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